【実機レビュー】激安ペルチェベストは仕事では微妙…屋外趣味の「最高のお供」になる理由

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はじめに

今年はまだ7月なのに、猛暑を通り越してもはや「酷暑」。外に出るだけでも危険を感じる暑さですよね。
先日、ウチのカミさんが「遮熱パーカーが見たい」とのリクエストで、用事ついでに「ワークマン」へ立ち寄りました。店内には夏のおなじみ「ファン付き空調服」がズラリ。
裏地の遮熱効果や考え抜かれたファンの配置など、いかにも涼しそうで魅力的です。ただ、フルセットで揃えるとなると…結構なお値段がします。
実は私の仕事場、夏場は室温が40℃を超える場所があります。常時そこにいるわけではなく、長くても3〜4時間程度。「空調服があれば助かるけれど、そこまでの出費はちょっと…」と躊躇し、カミさんの買い物を待ちながら店内をウロウロしていました。
すると、お店の片隅にあるアウトレットコーナーで、思わぬ掘り出し物を見つけてしまったのです。

【ワークマンで発見】激安3,500円のペルチェウェア!ただしサイズが…

目に入ったのは、「XEBEC(ジーベック) 3点冷却ペルチェコンプレッションスターターセット」。なんと価格は3,500円。
ペルチェ冷却+バッテリー+コンプレッションシャツのセットで、「安すぎる!」と手に取ったものの、サイズは「4L」。普段ワークマン商品のLLサイズを着ている私には、どう考えてもオーバーサイズです。
ですが以前から「ペルチェ素子の冷却効果」には興味津々。「最悪、付属のモバイルバッテリーだけでも元が取れるか」と、ほぼ好奇心で購入しました(笑)。

ぶかぶかサイズでDIY作業してみた結果

さっそく自宅でベランダのDIY作業に着用。
当然サイズ感は、細身のオーバ-シャツを羽織った感じで、冷却デバイス(ペルチェ部分)が肌から離れてしまいます。
暑さを感じた時にシャツの上からデバイスをぎゅっと身体に押し当てると、確かに「キーン」とした冷たさが伝わります。ただ、冷えるのは密着させた部分だけ。体全体が冷える感覚はありませんでした。

ちなみにセットのコンプレッションシャツは接触冷感で肌触りが良く、日陰で風が抜ける場所ならかなり快適。直射日光下の日焼けを防いでくれますが、さすがに汗は噴き出てきます。
「やっぱり微妙かな?」と思いつつDIYを終え、室内でコンプレッションシャツを脱いだあと、着用中以上に、どっと汗が噴き出してきたのです。
その時気づきました。「冷たさの体感は控えめだけど、体内への熱のこもりを抑えてくれていたんだ」と。

「ジャストサイズならどうなる?」楽天で追いポチ!

「ジャストサイズで密着させたら、体感はもっと変わるのでは?」
一度気になると試さずにはいられず、楽天市場を検索。するとベスト+シャツ+デバイスのセットが3,850円で売られているのを発見し、即ポチ(笑)。
今度こそジャストサイズのベストを手に入れ、真夏の過酷な仕事場へと投入してみることにしました。

結局、合計7,350円をつぎ込んでますね…(笑)

室温40度超の現場で検証

仕事場で午前・午後に分けて実地投入です。
• 午前の部(室温40℃): 棚から部品を集める軽作業(45分)
• 午後の部(室温43℃): 荷物の上げ下ろしなどの重作業(45分)
接触冷感Tシャツの上から、ジャストサイズのペルチェベストを装着して挑んだ正直な感想はこちらです。

【結論】
運動量の少ない作業なら快適。ただし、体に負荷がかかり最初から大汗をかく作業には向かない。
ネットの評判通り「ペルチェは気化熱(ファン付き空調服)ほど冷えない」というのは本当でした。主な理由は以下の3点です。
1. デバイス自体からの放熱で、周囲に熱さを感じる
2. 服の中に風が抜けないため、清涼感が少ない
3. 体温が下がると、逆に顕著な発汗が起こる

バッテリーの持ちは「ゆらぎ」モードで、午前に使用した時点でインジケーターは減らず。午後の使用後にランプは2つ消えていました。
後日、「ゆらぎ」モードで2時間30分連続稼働したときは、ランプが3つ消えていました。まだバッテリーを使い切ったことはありませんが、この調子だと実使用できるのは3時間少々ではないかと予想します。

デバイスが接触する面の大きさは44ミリほど。ウェアのサイズによって専用のデバイスが用意されているのですが、写真上の青い保護フィルムが貼られた”LL”と、写真下の”4L”を比較しても、素人目にはほとんど違いが判りません。

「クールネックリング」との比較

今までは首元に「クールネックリング」をつけて作業していましたが、首周りの違和感がどうしても気になっていました。それに対してペルチェベストは、脇の下にあるデバイスが太い動脈を効率よく冷やしてくれる感覚があります。
劇的に涼しいわけではありませんが、体が楽になるおかげで途中で集中力が途切れることがありませんでした。「この値段で体の負担が減るなら、買って正解だったな」と納得です。

実は”追いポチ”した楽天市場のショップにも「XEBEC(ジーベック) 3点冷却ペルチェコンプレッションスターターセット」の取り扱いがあり、この記事を執筆している時点では、Mサイズ以外は揃っていました。私は合計7,350円をつぎ込んでしまいましたが、もっとお買い得なお値段です(笑)


仕事用としては「そこそこ」。でも「趣味の撮影」には最高のお供!

仕事場での検証を経て気づいたのですが、ペルチェベストには空調服や保冷剤にはない「好きな時にON/OFFできる」という最大の強みがあります。
保冷剤タイプの冷却服は確かに冷えますが、溶け切ってしまうと単なる「重くて蒸れる服」と化します。

そう考えた時、このペルチェベストがもっとも輝くシチュエーションが浮かびました。
「カメラ片手に出かける、趣味の撮影やお出かけ」です!
日傘と組み合わせれば、スポーツ観戦・お祭り・花火大会・旅行などの夏イベントで無敵の威力を発揮してくれます。

撮影や趣味のお供に「ペルチェベスト」をおすすめする理由

• 移動中はコンパクトに収納: 空調服よりかさばらず、バッグにスッと忍ばせられる。
• カメラをサッと構えられる: ハンディファンのように片手が塞がらない。
• 大切な機材を濡らさない: クールネックリングのような結露が出ないので、カメラやレンズに水滴がつく心配がない。
• 保冷剤の制限がない: 溶け切った保冷剤が重い荷物になることがなく、持続時間を気にしなくていい。
• 屋内に移動したら即OFF: 空調の効いた室内や電車に入ったら、スイッチを切るだけで適温に。
• バッテリー切れにも強い: 付属バッテリー以外に手持ちのモバイルバッテリーも使え、コンセントがあれば現地で充電復旧が可能。

まとめ:割り切って使えば、夏の趣味を快適にする「最高の相棒」

「猛暑の屋外でガッツリ肉体労働をする」という用途だと、このペルチェベストは完全に力不足です。
しかし、「サッと羽織れて、欲しい時だけピンポイントで体を冷やせる」という機動性の高さは、カメラ撮影や屋外イベントなどの趣味の現場において、他の冷却グッズにはない大きなアドバンテージになります。
「空調服は大げさすぎるけれど、快適に夏の趣味を楽しみたい」
そんな方は、アウトレットやネット通販のセールで格安のペルチェベストを探してみてはいかがでしょうか?夏の手放せない「頼もしい相棒」になってくれますよ!