生成AIと作る、大人のための“わがまま”旅行術
このページにたどり着いたあなたは、もしかすると“新しい旅のカタチ”を探していませんか?
家庭や仕事の慌ただしい日々を乗り越え、ようやく自分のために時間を使えるようになった。
「気軽に旅行したい。でもパックツアーでは本当に行きたい場所に行けない」
「自分で計画するのは大変。誰か代わりにやってくれたらいいのに…」
それ、いまはAIがすべて手伝ってくれます。
旅行の計画は楽しい反面、調べものが多くて面倒でもあります。
「AIに旅を考えさせるなんて無理じゃない? だってAIは旅をしないでしょ」
それは半分正解で、半分は誤解です。
AIは旅をしませんが、世界中の「旅の記録」を誰よりも知っているからです。
あなたの執事になる「生成AI」とは? 難しく考えなくて大丈夫
“生成AI”と聞くと難しそうに感じますが、実際はとても物知りで、どこまでも辛抱強い“お抱えの執事”のような存在です。
あなたがスマホに向かって「美味しい魚が食べられる温泉に行きたい」と語りかければ、彼は瞬時に膨大な資料を読み込み、あなたのためだけにいくつかの案を提示してくれます。
操作は、家族にLINEを送るのとさほど変わりません。あなたが言葉を投げかければ、AIはそれに応えてくれる。ただそれだけのことなのです。
その中から、あなたは「気に入ったものを選ぶ」だけで済むのです。
どのAIを使う?インストール不要で始められる2強
生成AIといえば“ChatGPT”が有名ですが、実はスマホ(Android)には「Gemini」、Windowsパソコンには「Copilot」が最初から入っています。
わざわざChatGPTをインストールしなくても、すぐに旅の計画が始められます。
実際にこの2つに日帰り旅の計画を頼んで比較したところ、興味深い違いが見えてきました。
- Gemini(ジェミニ)
Google検索を参照するため、観光施設の定休日まで教えてくれたのが好印象で“最新情報”に強い。
ですが「特急を使わない」という条件を出したのに、特急利用の時間を回答してしまった、条件の読み違いがありました。 - Copilot (コパイロット)
提案されたお店を調べたところ、最近になって閉店していたケースがありました。
文章構成が得意で、普通電車の乗り継ぎを含めた“現実的なスケジュールで予算半分の交通費”を提案してくれたのが良いところです。
情報は「最後の確認」が大切
AIは時として、自信満々に間違った情報を伝えることがあります。
私の実体験では、AIが「三重県亀山市・関宿」と「岐阜県・関市」を混同したことがありました。東海地方の人間なので、秒で気がつきましたが、遠くの方だと見抜くのは難しいと思えます。
現地で大切な時間を失わないためにも、AIが提案したスポットを楽天トラベルやじゃらんなどの予約サイトで一度検索し、最新の口コミや営業状況を確認しておくのが、失敗しない「大人のAI活用術」です。
【保存版】コピーして使える「旅の万能プロンプト」
AIに計画を立ててもらうときは、格好つける必要はありません。
むしろ、あなたの“わがまま”をそのまま伝えるのがコツです。
何を伝えればいいか迷ったときは、以下の文章をそのままコピーしてGeminiやCopilotに貼り付けてみてください。
[ ] の中を書き換えるだけで、あなた専用のプランが出来上がります。
旅の執事さん、以下の条件で「[大人のための贅沢]旅行プラン」を作ってください。
- 旅の目的: [例:とろけるような美味しい牛肉を食べたい]
- 行き先: [例:まだ決めていないので、3つほど候補を提案して]
- 期間: [例:〇月〇日~〇日、1泊2日]
- 主な移動手段: [例:現地ではタクシー移動を希望]
- 宿の希望: [例:露天風呂付き客室がある、静かな高級宿]
- 大切にしたいこと: [例:歩く距離を短く。1日の観光は2カ所まで。混雑を避けた穴場を知りたい]
- 実在しない情報や合成した情報は混ぜないでください。
【出力形式】
・おすすめの宿泊先の公式ページや、詳細がわかる予約サイトのリンク
・朝・昼・晩の具体的な食事場所
・無理のない行程表(交通手段と所要時間の目安を含む)
まずは提案された3つの答えから、ひとつを 「選ぶだけ」。
旅行代理店のカウンターで、ベテラン店員さんと相談する感覚で楽しんでみてください。
仕上げは、自分のスタイルに合ったAIと
答えが決まれば、あとはあなたの波長に合ったAIと細かく詰めていくだけです。
- Gemini:行きから帰りまで寄り添うツアーコンダクター
- Copilot:魅力をすっきりまとめる旅雑誌の敏腕ライター
次項から、それぞれどんな方に合っているのか深掘りします。
スマホに入った”最強の添乗員”|Gemini

「旅のスケジュール管理に慣れていない」「旬のイベントを逃したくない」という方には、Geminiがお勧めです。スマホの設定で「拡張機能」をオンにすれば、最強の添乗員がポケットに誕生します。
まずは「旅の万能プロンプト」を貼って、返ってきた3つの答えの中から、お気に入りのプランをさらに詳しく聞いてみましょう。
① Googleマップ連携:プランを「見る」から「歩く」へ
「プランCで、駅から駅までのルートをGoogleマップで付けて」と頼むだけで、ナビが自動で表示されます。もはや『旅のしおり』兼『添乗員』です。
② Gmail連携:バラバラの予約情報を「一つの物語」に
飛行機、ホテル、レストラン…予約メールが散らばると当日困りますよね。
Geminiに「@Gmail 次の旅行の予約情報をまとめて」と頼めば、秘書のように整理してくれます。
Googleカレンダーに旅程をいれておけば、通知で乗り遅れも防げます。
③ 最新情報の取得:ネットの「今」を旅に取り込む
Google検索と直結しているため、
- 今週末のイベント
- 最新の営業時間
- 期間限定の催し
など鮮度の高い情報を旅に組み込めます。
Geminiを使うときのコツは、Googleマップ・カレンダー・Gmail連携を忘れずに指示すること。
忘れると過去データから“平均的な結果”を作り、使い物にならない情報を出す可能性が高くなります。
ページを開くだけでプランが育つ|Copilot

「パソコンの大きな画面でじっくり考えたい」「時刻表を自分で見ながら調整したい」というこだわり派には、Copilotが最適です。
行きたい場所があり、自分好みのプランを考えている途中から、バトンタッチできるイメージです。
①「画面共有型 AI」で旅行計画を立てる強み
Copilotは、あなたが開いているページを読み取りながらプランを作る“画面共有型AI”です。
パソコンのEdgeブラウザで
- 電車の時刻表
- 観光地の公式サイト
- 現地の周遊バス時刻表
- Googleマップ
- 天気予報
などを開いたままCopilotを起動して、「プランをまとめて」と指示すれば、これらを読み取って、観光地のサイトや時刻表をそのページの内容を考慮して、プランを練り直してくれます。
②ページを開くと、プランが「実際の時刻」にアップデート
時刻表を開いた瞬間、Copilotはその情報を読み取り、
「17:20発の新快速なら、最寄り駅には19時すぎに着けます」
「このバスは本数が少ないので、先に回したほうがいいですよ」
まるで旅慣れたお友達と画面を覗き込んでいるような感覚で答えます。
知らない間に「当日の天気」「バスの本数」「帰りの列車の接続」 などを総合して、
– 無理のないルート
– 歩きすぎない動線
– 帰りの接続が良い時間帯
を優先した結果を出して、Copilotはその日の状況に合わせて、旅の優先順位を変えてくれるのです。
これは、紙のガイドブックや普通の検索ではできないところではないでしょうか。
③Copilotと旅を作る最大のメリット
- ページがなくても旅の骨格を作れる
- ページを開くと実データで最適化
- ユーザーが見ている画面に合わせて判断
- 天気や移動負担まで考慮
- “旅の相棒”のように寄り添う
ただし、時刻表データを直接参照しているわけではないため、最終確認は必要です。
またGeminiに比べると、スマホのアプリと連携が弱いので、リマインダーの設定などが、Copilotだけで完結しない点は工夫が必要です。
これからの旅の新しいかたち
これまでは「旅行会社にお任せ」か「自分で必死に調べる」の二択でした。
これからは「AIに下調べをさせて、自分が最後に仕上げる」 という第三の選択肢が加わります。AIが提案してくれた素敵なホテルやレストランを眺める時間は、すでに旅の始まりです。心ゆくままに“美味しい旅”を探してみてください。
あなたの好奇心が、新しい景色と出会うきっかけになりますように。
Copilotと練ったプランで、実際に出かけたレポートは「旅のかけら」に綴ります。
そちらも併せて読んでいただければ、使用感の参考になるかもしれません。

ご利用にあたっての注意点
当記事は専門的な解説ではなく、一般的なAIの活用を目的とした内容を意図しております。
生成AIの回答は常に正しいとは限らず、対話の履歴や指示の出し方によっても結果が異なります。
記事の内容を参考にされる際は、ご自身でも内容を一度お確かめいただいた上で、ご活用いただくようお願いいたします。

