【実機レビュー】格安トレイルカメラ「WOSODA G900」を選んだ理由と、庭の害獣対策で使ってみた本音

カメラのあるひととき
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最近、我が家の庭が夜になると騒々しく、まさかの「生き物」に侵入されて対策に迫られていました。

その詳しい経緯は別記事に譲るとして、今回は侵入ルートや行動パターンを把握するべく、Amazonで購入した手頃な価格のトレイルカメラ「WOSODA G900」をご紹介します。

本格的な動物観察が目的ではないため、数あるトレイルカメラの中から「価格」を最優先にチョイス。とりあえずSDカードと乾電池が付属していて、届いたその日からすぐに使えることを条件に探しました。

意外と迷うトレイルカメラ選びのポイント

トレイルカメラ選びは、普通のカメラ選びとは少し勝手が違います。私のようなカメラ好きが喜ぶ「レンズの明るさ」や「センサーサイズ」といったおなじみのワードがほとんど出てきません。

特に低価格帯のモデルでは、画素数と画角以外のカメラ的なアピールポイントには触れられず、代わりに「トリガースピード」や「赤外線の波長」といった独特なスペックが並びます。

  • トリガースピード:動体を感知してから撮影を開始するまでの時間。短いほど撮り逃がしが減ります。
  • 赤外線の波長:主に850nmと940nm(または950nm)があります。850nmは夜間にうっすら赤く光りますが、940nmは完全に目立たない(不可視)ため、野生動物の観察や防犯に向いています。

まずはサンプル動画やレビューを参考に、画質が実用レベルに見えたモデルをいくつかピックアップ。その中から、多くのモデルが単三電池を8本必要とするのに対し、WOSODA G900は4本で済むことが決め手となり、購入を決めました。

WOSODA G900のスペックとセット内容

取扱説明書からの主な抜粋

  • 静止画解像度:48MP / 36MP / 24MP / 8MP
  • トリガースピード:0.2秒
  • カメラレンズ(FOV):120度
  • 赤外線LED:4灯
  • 動画解像度:4K(3840×2160P)〜 VGA(640×480P)
  • 検出距離:最長24メートル
  • リカバリータイム:2秒
  • 連写モード:最大6枚
  • LCDモニター:2インチ
  • 電源:単三電池4本(6V)
  • 重量 / 寸法:189g / 120×96×70mm
  • その他:タイムラプス対応、ケーブルロック対応

Amazon商品ページの見どころ

  1. IP66準拠の防水防塵性能
  2. ノイズ低減技術内蔵のマイク(背景雑音をフィルタリング)
  3. 自動上書き機能(ループ録画)
  4. 32GB SDカード付属
  5. 日本語アフターサービス&24か月保証

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WOSODA トレイルカメラ 屋外 不可視赤外線 4K 赤外線カメラ 小型 屋外 3600万画素 IP66級防水防塵 32GBメモリーカードと電池付き 0.2s超高速トリガースピード 120°超広検知範囲 内蔵マイク 電池式防犯 人感センサーカメラ 動体検知 日本語取扱説明書付き

すぐ使える充実の付属品

届いたWOSODA G900を開封して驚いたのは、付属品の充実ぶりです。

32GBのSDカードと単3電池4本だけでなく、木や柱に固定するベルト、壁面用の台座と雲台金具、さらにはパソコン取り込み用のカードリーダーまで同梱されていました。まさに、これひとつ買えば買い足しなしで、すぐに撮影から再生まで完結します。(※なぜかベルトが2本入っていましたが、本来は1本だと思われます)

実際に撮影してみました:お値段以上の画質に満足!

肝心の画質ですが、現場投入2日目にして、さっそく庭に忍び込んできた猫の姿をバッチリ捉えていました。約7,000円という価格を考えれば、十分すぎるクオリティで大満足です。

気温・日付・時刻が写し込まれるのがトレイルカメラ然としている。

昼夜の描写力について

  • レンズは固定焦点:2メートルほど先からはくっきりと映りますが、被写体が近づきすぎて「どアップ」になるとピンボケします。
  • 夜間撮影:赤外線がしっかり当たっていれば、モノクロ映像でも被写体の輪郭や動きがハッキリと認識できます。
  • 日中の撮影:直射日光が強く当たる場所は盛大に白飛びします。ただ、同じ画面内でも日陰や暗所の発色・描写は、多少のノイズはあるものの、実用には十分すぎる性能です。
FHD動画から等倍で切り出し。隣家の壁面が盛大に白飛びしている。

バッテリーの持ちとファイル容量

私の環境では、解像度「1920×1080(FHD)」、録画20秒、PIR(動体検知)センサーは広角で作動する設定にしています。

毎晩8〜10時間ほど屋外で待機させ、被写体(動物)は2日ごとに数回現れる程度。日中は室内に回収してメインスイッチをOFFにするという、トレイルカメラとしてはかなり過保護な使い方をしています。

この運用方法だと、付属の乾電池のまま15日を過ぎてもバッテリーインジケーターは満タンを維持していました。

なお、動画形式はAVIファイルです。容量の目安は以下の通りでした。

  • 夜間(赤外線・FHD・20秒):約101〜116MB
  • 日中(FHD・20秒):約122〜124MB

カメラの後方から猫たちが追いかけっこをして、前方に走り去る姿も撮り逃がさずに記録されていたため、トリガースピード「0.2秒」の実力は本物だと実感しています。

カメラより約4m離れた地点で1フレーム目が始まっていた。

使ってみて少し気になった点

① バッテリー残量表示の挙動

使用開始18日目の朝、記録された画像を確認しようと本体を操作したところ、インジケーターが1目盛り減っていました。そのまま設定を変更しようとメニュー画面を触っているうちに、さらに残量が減少。どうやら「減り始めたら一気に使い切る」タイプのエコノミーな表示仕様のようです。変化を見逃さないよう注意が必要です。

② マイクの音量

音質自体はこもった感じがなくクリアで、ハクビシンの鼻息まで拾えていたのには驚きました。ただ、全体の録音レベルが小さめです。パソコンで再生するとき普段のボリュームを3倍くらいに上げて、ようやくしっかり聞き取れるレベルでした。本体下部にマイクがあるため、設置場所の影響もあるかもしれません。(※商品ページにあった「背景雑音フィルタ」のON/OFF設定は、メニュー内には見当たりませんでした)

③ パッケージの温度表記

外箱に「-4°F〜140°F」その近くに小さく”Working”の表示があります。これは摂氏に換算すると「-20℃〜60℃」になりますが、説明書に補足がありません。おそらく製品の「動作範囲温度」だと思われますが、日本の厳しい夏や冬でも耐えうる仕様であれば嬉しい限りです。

付属のUSBケーブル

よくあるUSB-CとUSB-A(オス)が付属しています。動画を確認するために使うケーブルで、説明書にもG900本体側のUSB-C端子は「充電ポートとしては使用不可」と明記されています。
試しに手持ちのUSB-C&USB-Cのケーブルでスマホを接続して、ファイルアプリを使ったところ、記録した動画がばっちり見れました。
いまはスマホがメインの時代なので、USB-C&USB-Cに変わって、使い勝手がさらに良くなることを期待します。

まとめ:初めてのトレイルカメラに最適なお手軽モデル

先日、あえて玄関のひさしがない場所にG900を設置したところ、明け方の激しい雨に降られてしまいました。しかし、内部への浸水はなく、撮影された画像も本体の動作もまったく問題ありません。IP66の防水防塵性能は伊達ではないようです。

このトレイルカメラのおかげで、我が家の一面的なハクビシン対策が一気に進みました。

害獣の侵入経路がまだ特定できていないうちは、カメラを固定せず、フレキシブル三脚などに装着して夜ごとに設置場所を変えながらスタンバイさせる方法が非常に効果的です。

WOSODA G900はコンパクトかつ軽量(189g)なので、そうした臨機応変な運用にも苦になりません。

「価格がお手頃」「付属品がフルセット」「画質も実用十分」と、三拍子揃った、初めてトレイルカメラを導入する方にとって、良い選択といえる一台です。